BIGLOBE-SIMの利用状況を整理してみました。

現在、BIGLOBE‐格安SIMを使っていますが、利用に至る経緯,利用状況を個人意見として簡単にまとめてみたいと思います。

【BIGLOBE -SIM利用料金推移】
既に大学生(当時、高校生)の長男が学校の生徒間の連絡はLINEで行われるからという理由でDocomoガラケーを解約し、格安SIMと言われるBIGLOBE‐SIM携帯に加入し約2年半経ちました。
より便利であることが当然良いと思っていますが、近年、世の中全体で生活費に占める通信費の占める割合が増加する傾向には疑問を持っています。加入当時、格安SIM携帯の存在を知って、BIGLOBE‐SIM携帯に加入することとしました。
大手キャリアスマホの通信費用も下がる傾向にある様なので、今後も端末等も含めたトータル費用として、ある程度、状況を確認していきたいとは思いますが、今のところBIGLOBEの格安SIMで十分満足しています。

下表は家族4人(本人・妻・子供(大学生・高校生))の合計利用料金です。平均利用金額は、6,200(円/月)程度です。

BIGLOBE格安SIM  利用料金推移(単位:円)

【BIGLOBE シェアSIMの特徴とメリット】
BIGLOBE-SIMは、SIMのシェア制度が充実していて、特に家族で契約する場合、費用抑制になるメリットがあると思います。

  1. 最大5名(本人+4名)で、契約データ通信量を分け合える。
  2. 今月分の余ったデータ通信量を次月に持ち越せる。
  3. 契約データ通信量を毎月変更できる。

私と妻は月々のデータ通信量はもともと多くはなく、大きく変化はありません。一方、子供達は文化祭,修学旅行など行事によって、友人と頻繁に連絡を取ったり、調べものをしたりする月もあれば、テスト期間中などあまりデータ通信しない月もあります。データ通信量が少ない月は、通信容量があまるので次月の通信容量を少なくします。2017年7月の利用料金は、4,000円代になっています。通常、6ギガプランを契約していますが、この月は3ギガプランに変更しています。反対に通信量が多かった月の翌月は12ギガプランに変更します。
下の表にデータ通信量と料金(単位:円/月)を示します。正確にはBIGLOBE SIM 料金プランのサイトを確認して下さい。

プラン種別 音声通話SIM データ通信+SMS データ通信のみ
3ギガプラン 1,600 1,020 900
6ギガプラン 2,150 1,570 1,450
12ギガプラン 3,400 2,820 2,700
20ギガプラン 5,200 4,620 4,500

使用データ通信量の履歴は当月分しか残っていないので、正確には確認できませんが、私達家族の場合は、大体6ギガバイトでは足りず、12ギガバイトであまる感じです。月々の利用料金は上のプラン料金の他に音声シェアSIM 利用料金(3人X900)、電話通話料などを加算した金額となります。
今まで12ギガを超えるプランに変更したことはありません。料金とは別の意味でも学生が家の外でスマホばかりに耽っているのは良くないと思いますので、子供達には使用量の上限目安を伝え、時々  使用量をチェックし場合によっては理由を確認します。

下図はBIGLOBEのマイページを引用したものですが、電話番号毎に色分けし、当月のデータ通信量を確認出来ます。

BIGLOBEマイページから引用:当月のデータ通信量

下図もBIGLOBEのマイページからの引用で、電話番号にデータ通信量の推移を確認することが出来ます。(当月と前月分)

BIGLOBEマイページから引用:電話番号別データ通信量推移

以上の様に、BIGLOBEシェア制度と使用量のチェックによって、ある程度、通信費と子供のスマホ依存の抑制に効果があるものと感じています。

【オプションと端末について】
オプションは、「Andoroid端末用 i‐フィルター」のみつけています。i‐フィルターは、web閲覧サイトや時間を制限できるソフトですが、スマホ依存等も怖いので当時中学生の次男にはインストールしています。最近は Android端末上でi‐フィルターを利用し易くなっていますが、加入した当時は他社はオプション選択できなかったので、BIGLOBEを選択する大きな理由だったと思います。i‐フィルターの利用価格は、200(円/月)で現在でも他社に比較して、安く設定されていると思います。

格安SIM用のスマホ端末は高機能化によって、かなり高額なものもあります。しかし、使ったことがない私が言うべきではありませんが、ネット検索,ライン,メール,写真撮影程度しかしない私にとっては、2~3万円程度のもので十分と思っています。
実際に家族用として購入したことがあるのは下記です。
①FREETEL Priori3 LTE(定価 ¥12,800ー)
②ZenFone 2 Laser
(購入時¥25,000ー ⇒ 現在¥13,000ー)
③Zenfone3 ZE520KL
(購入時¥28,000ー程度  )

上の①は私・次男、②は妻・長男、③は最近長男のスマホの調子が悪いということもあり、長男と私と用に買い替えしました。スマホでゲーム等をする場合は不十分なのかもしれませんが、ちょっとしたネット検索,ライン,メール等をする上ではいずれも問題ないと思っています。子供達も内心は不満があるのかもしれませんが、直接は聞いたことはありません。
ただ、最近のスマホのカメラは非常に綺麗になっていて、その意味で①は不十分ですが、②③は私たちの様な普通の写真を撮る素人にとっては十分と思います。先に私も③に買い替えたと書きましたが、理由は本サイトは始めるに際して、今まであまり活用出来ていなかったスマホの活用も想定している為です。本サイトに使用している写真、動画は基本③のスマホで撮影したものです。今までだったら、スチールカメラとスマホを両方持ち歩いていましたが、スマホに集約する試みを始めています。

参考までに現在BIGLOBEで扱っているスマホ端末と私がつい最近購入したものを簡単に比較しました。最近のスマホは殆ど「nano SIM」という最も小さいSIMを使用するのですが、私が始めて購入した頃は「micro SIM」が主流で「micro SIM」が使えるという制約があり、あまり深く考えず「ZenFone 3」を選択したのですが、以下の様に比較してみると少し後悔します。CPU等の比較項目もありますが、正直判らないので省きました。
「ZenFone 3」に不満がある訳ではないのですが、特にインカメラと価格が個人的には気になります。少し前まではあまりインカメラ(ディスプレイ側)の解像度は低かったのですが、最近はインカメラの解像度も高くなっている様です。風景等を撮影する場合はアウトカメラを使用しますが、実際に旅行に出かけた際などに風景を背景に記念撮影するのはインカメラです。800万画素って決して低くはなく、撮影した写真に不満があるという訳ではないのですが、新規加入端末割引がない場合でも同じ価格帯で総合的に「HUAWEI P20 lite」の方が高性能であると言えそうです。
一方で私の使い方であれば、価格的に安いものと割り切り、現在   妻が使用している「ZenFone 2 Laser」よりもスペックが高い、「ZenFone 4 Max」でも十分とも思います。

名称 ZenFone 3 ZenFone 4 Max HUAWEI P20 lite
型番 ZE520KL ZC520KL ANE-LX2J
ディスプレイ 約5.2インチ 約5.2インチ 約5.84インチ
サイズ 146.8×73.9×7.69 150.5×73.3×8.7 148.6×71.2×7.4
重さ 144 g 156g 145 g
解像度 1,920 x 1,080 1,280×720 2,280×1,080
メモリ 3GB 3GB 4GB
ストレージ 32GB 32GB 32GB
電池容量 2650mAh 4,100mAh 3,000mAh
インカメラ 800万画素 800万画素 1600万画素
アウトカメラ 1600万画素 1,300万画素,
500万画素
1,600万画素,
200万画素
価格 約28,000―
(大手電気通販)
¥8,880ー
(注1)
¥18,960-
(注2)

注1: 790(円/月)X24(月)=¥18,960-  ※BIGLOBE新規加入端末割引(タイプD)
注2: 370(円/月)X24(月)=¥8,880-     ※BIGLOBE新規加入端末割引(タイプD)
注3: Docomo回線とau回線がありますが、Docomo(タイプD)価格を表示。

【SIM携帯で困ったこと】
次にSIM携帯を使っていて感じた不便さを挙げてみます。よく、格安SIMは大手キャリアSIMと比較すると通信速度が遅くなるという記事をみますが、あまり気になることはありません。但し、関西に住んでいるので関東の人口密集地域と事情が異なるのかもしれませんし、もともとハードユーザーではないので参考にならないかもしれません。

メールが即時通知(PUSH 通知)されない。
ガラケーを使用している時は、家族間での待ち合わせ等の日常のやりとりはメールを使っていて、メールは送信するとすぐに相手に到達されるのが当然と思っていましたが、SIM携帯では何分かごとにサーバーに確認に行くPULL型通知の設定方法が普通の様に思われます。ネットでいろいろ調べPUSH型の設定にできましたが、手間が掛かった記憶があります。
只、すぐにLINEでのやり取りがメインの連絡手段となり、少なくとも家族間のメールのやり取りは無くなりました。
大手キャリアスマホにメールが届かない。
正確には、「PCメール受信拒否」設定されている為で、「受信許可リストへの登録」を相手がしてくれれば解決することと思うのですが、相手がやり方がわからないなどで解決できないことがあります。子供達は、もともとLINEで連絡を取り合うのが普通になっていたので問題は殆どなかった様ですが、妻が子供の学校保護者関係者や地域関係者とのやりとりで少し困った様です。ただ、頻繁に連絡を取り合う場合は、LINEに変更するなど対応しています。
緊急速報が通知されない。
格安SIMスマホは、緊急速報が通知されないと思っていましたが、端末によって受信可否がある様です。先日の台風時にも私の「ZenFone 3」は地域の避難勧告を何度も受信していましたが、妻と次男のスマホは受信出来ませんでした。但し、緊急速報も地震、台風、J-Alertなどいろいろあるので、同じく考えて良いものか判りません。心配される方はSIMの会社に問い合わせるなり、やはり大手キャリアに加入する方が良いと思います。

 

【まとめ】
個人的には、世の中IT化、IOT、自動車の無人運転などと技術が進展していますので、スマホを持つのも当然と思います。ただ、一方で通信費の高額化,子供達のスマホ依存等  心配なこともあります。大手キャリアスマホと比べると一部出来ないこともありますが、スマホにあるほぼ全ての機能を安価に提供するのが、格安SIMだと思います。
自分の経験を写真に残す、語学の勉強をする、いろいろな調べものをする、海外の人にコンタクトする等に活用する等、基本的な使い方をする上では十分な機能を持っていると思いますので、一度ご検討されるのも良いかと思います。

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