Panasonic製焦電型赤外センサー(PAPIRs 5m EKMC1601111)を用いて、人の気配によってLEDを点灯させる人感センサーを作ってみます。今回、用いる焦電型赤外センサーは秋月電子通商という会社の通販で購入することが出来ます。焦電型赤外センサーは、周囲と温度差のある人(物)が動く際におこる赤外線の変化量を検出するセンサとのことです。詳しく知りたい場合はPanasonicのサイト等で確認してみてください。
接続方法について説明します。② L チカと同じようにArduino Unoの13PINとLED,抵抗を接続します。
焦電型赤外線センサーは下の写真では、中央端子が信号出力、左側端子がVDD(5V)、右側端子がGND(根本が金色)になっています。センサーのVDDとGNDは、Arduino Unoの対応する接続端子に接続し、信号出力端子はArduino Unoの2PINに接続します。出力端子とGND端子間は10KΩのプルダウン抵抗を接続します。
◆プログラムコード◆
プログラムコードは以下の通りです。
int out01=13; int inp01=2; //初回設定 void setup() { pinMode(out01, OUTPUT); //out01(13pin)を出力に設定 pinMode(inp01, INPUT); //inp01(2pin)を入力に設定 } //繰り返し処理 void loop(){ //inp01(2pin)を読み込む int inp_sts = digitalRead(inp01); if(inp_sts == HIGH){ //inp01(2pin)がhighの時、out01(13pin) ON digitalWrite(out01, HIGH); delay(1000); }else{ //inp01(2pin)がlowの時、out01(13pin) OFF digitalWrite(out01, LOW); } }
プログラムをArduino Unoに書き込むと、プログラムが動きはじめます。一旦、LEDが消灯した後に人が動くと再びLEDが点灯するのを確認できると思います。
以上でデジタル入力・デジタル出力の簡単な使い方を確認することが出来ました。
次回は、シリアル通信でRGB値が制御できるNeoPixelなるLEDを使って見る予定です。