ARDUINOとL6470でステッピングモーターを制御①

位置決めスライダー構成

 Arduinoと秋月電子通商で販売されているL6470使用ステッピングモータードライブキット[AE-L6470DRV]を使って、一軸位置決めスライダーを作ってみました。
 タイミングベルトに連結されたスライダーをステッピングモーターの回転数を制御し位置決めを行います。
 次の写真の左下にあるプーリーがステッピングモーターに固定されていて、モーターを動かすとタイミングベルトと連結されたスライダーが動く様になっています。

 制御構成です。Arduino UNOからL6470使用ステッピングモータードライブキットを介して、ステッピングモータを制御します。写真でステッピングモーターは隠れていますが、黒プレート裏面で固定し、表面でモーターシャフト(回転軸)にプーリーを取り付けています。

動作確認(原点復帰動作)

 それでは、動作確認してみます。
このステッピングモーターは、最初基準となる位置が判っていませんので、まず最初に原点復帰動作を行い、基準位置を確認します。
起動直後、必ず左側リミットSW入力信号を検出するまでモーターを回転させ、スライダーを左方向に移動します。左側リミットSWを検出後、低速で右方向に移動し、リミットSWがON→OFFに変化した位置を基準位置としています。
次の動画では、原点復帰動作を行い基準位置検出後、更に2本のスライドレールの間にある「目盛」の “0” mm  位置に移動、続いて“30”mm  位置まで移動しています。この様にして、ステッピングモーターを用いて位置決め可能であることを確認しました。

 

配線

 配線は、下の図の通りですので、説明は省きます。
  ※  SW1:リミットSW(右),SW2:リミットSW(左)

まとめ

 次回はプログラミングについて少し紹介したいと思います。ステッピングモーターを使用したことはありませんでしたが、簡単に位置決め出来るので少し感動しました。ただ、これを何に利用するかは未定です。

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